(5) 中絶手術の費用はいくら? 保険は使える?|みわレディースクリニック|愛知県小牧市の産婦人科・乳腺外科

COLUMN コラム

(5) 中絶手術の費用はいくら? 保険は使える?

「中絶手術にはいくらかかるの?」
「健康保険は使える?」
「手術代以外にも費用がかかるの?」

人工妊娠中絶を考えている方にとって、費用は大きな心配事の一つだと思います。

特に、予期しない妊娠では、急にまとまったお金が必要になることに不安を感じる方も少なくありません。

今回は、当院での中絶手術の費用や、健康保険の取り扱いについてお話しします。

中絶手術の費用はどのくらい?

人工妊娠中絶の費用は医療機関によって異なり、妊娠週数や手術方法などによっても変わります。

当院では、妊娠12週未満の初期中絶手術の費用は、82,500円〜110,000円(税込)です。

妊娠週数などによって料金が異なりますが、この金額には麻酔代も含まれています。

なお、手術前の検査と手術後の診察については、別途費用が必要になります。

詳しい料金については、当院のホームページにも掲載していますので、事前にご確認いただけます。

また、診察で妊娠週数や患者さんの状態を確認したうえで、手術の方法や費用についてご説明しています。

中絶手術に健康保険は使える?

人工妊娠中絶は、原則として健康保険が適用されない自由診療になります。

そのため、通常の病気の診療のように、医療費の3割だけを支払えばよいというわけではなく、基本的には全額自己負担となります。

当院で行っている人工妊娠中絶手術も自由診療です。

なお、流産に対する手術と人工妊娠中絶手術は、保険の取り扱いが異なります。

流産と診断され、医学的に手術が必要になった場合には、健康保険が適用されます。

子宮内の妊娠組織を取り除く同じ手術でも、手術を行う理由によって保険の取り扱いが違うのです。

妊娠週数によって費用が変わるのはなぜ?

妊娠初期の中絶手術では、妊娠週数によって子宮の大きさや妊娠組織の状態が異なります。

週数が進むにつれて、手術前の処置や手術中の管理などに違いが生じるため、費用も変わることがあります。

また、妊娠12週0日以降になると、初期中絶とは手術の方法が大きく異なります。

中期中絶では入院が必要になることが多く、身体への負担も費用も大きくなる傾向があります。

さらに、妊娠12週以降の中絶では、死産届などの手続きも必要になります。

当院では、妊娠12週未満の初期中絶手術のみを行っており、妊娠12週以降の中期中絶には対応していません。

このように、妊娠週数は手術方法だけでなく、費用や必要な手続きにも関係しています。

手術前の診察では何をするの?

中絶手術を希望される場合でも、最初の受診ですぐに手術を行うわけではありません。

まず超音波検査で、子宮内に妊娠していることや妊娠週数を確認します。

妊娠週数によって手術方法や費用が異なるため、正確な週数の確認はとても大切です。

また、手術を安全に行うために、必要な血液検査などを行います。

費用が心配でも、受診を先延ばしにしないでください

「まだ費用の準備ができていないから、もう少ししてから受診しよう」

そう考える方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、妊娠週数が進むと手術方法が変わったり、身体への負担や費用が大きくなったりすることがあります。

また、妊娠していると思っていても、正常な子宮内妊娠かどうかは、超音波検査で確認する必要があります。

そのため、中絶するかどうかをまだ決めていない場合でも、妊娠が分かったら早めに産婦人科を受診することをおすすめします。

診察を受けたからといって、その場で中絶を決めなければならないわけではありません。

費用についても遠慮なくご相談ください

人工妊娠中絶について相談するとき、費用のことを聞きにくいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。

しかし、費用をきちんと理解しておくことは、安心して医療を受けるためにも大切なことです。

当院では、手術の方法や麻酔、手術当日の流れだけでなく、費用についても事前にご説明しています。

分からないことや不安なことがあれば、遠慮なくお尋ねください。

一人で悩まず、まずはご相談ください。


次回は「中絶すると将来妊娠しにくくなる?妊娠への影響」についてお話しします。