「新型コロナウイルスに対する小牧市産科ネットワーク」 について
お産をされるみなさまへ
新型コロナウイルスに対する小牧市産科ネットワーク
新型コロナウイルスが流行する中での子育てのスタートは大変な不安がおありと思いますが、わたしたち小牧市の産科医療関係者は、地域としてみなさまをバックアップする体制を整えました。
現状、小牧市内では以下の4医療施設において分娩の取り扱いをしています。
小牧市民病院
エンゼルレディースクリニック
ミナミクリニック
みわレディースクリニック
それぞれの施設では感染対策を厳重に行っていますが、万が一院内感染が発生した場合、接触状況によっては1日から最長2週間程度の施設使用制限が想定されます。
そうした事態を想定して、4医療機関では申し合わせをして、使用制限が出された施設へ通院中の患者さんが、その期間中は希望されるいずれかの施設で健診、分娩を受けられ、使用制限解除後は速やかに元の施設へ戻れるような体制を整えました。
こうしたネットワークは平時でも構築されていますが、通常は一次施設である産科クリニックから二次施設である小牧市民病院への紹介がほとんどです。
今回のネットワークは小牧市民病院への負担を減らすために、産科クリニック間でのやり取りを可能にし、また万が一の小牧市民病院の使用制限を考慮し、小牧市民病院から産科クリニックへの紹介も可能にしています。
上記のネットワークにより、小牧市内ならびに周辺地域の産科医療崩壊を、強い意志を持って避けていきます。
どうぞご安心ください。
追記)
新型コロナウイルスに感染してしまった方のお産は、当該施設から指定医療機関に紹介して行われますので、上記の限りにはありません。こちらについても、万全の体制で対応していきます。
小牧市民病院 産婦人科部長 森川重彦
エンゼルレディースクリニック 院長 足立俊雄
ミナミクリニック 院長 南宏次郎
みわレディースクリニック 院長 三輪貴彦