ブログ -診察室より-

オステオパシー、カイロプラクティック、そして整体2015.08.06

先日、整体師の方とお話しました。

この領域はそれこそ技術の高い方、そうでない方、雲泥の差があるんだとお聞きましたが、そもそもタイトルに書いてある言葉の違いはなんですか?とお聞きしたところ、結局は同じことで、発展した地域での名称の流れでザックリ言うと、オステオパシーはヨーロッパ、カイロプラクティックはアメリカ、そして整体は日本、となるそうです。そう言えば、ガスケ先生の本にはオステオパシーとあった、、、と思いました。

ちょっと興味を持ってネットで調べてみると、あるわあるわ、この領域の治療。マタニティ用、なんてのもあったりするけど、正直何が正しいのかよくわからない。まあでも、おおもとの理解はこの三つの流儀に基づいているのかな、と勝手に解釈しています。

で、その整体師さんのお話し、産後一か月は骨盤、関節がまだ緩んだ状態なので本格的な施術は一か月を過ぎてからがいいんだそうです。緩んでいるので治してもまた元に戻りやすい、ということだそうです。でも、やはりそういう意味ではこの一か月の手当というのはとても大切なんだということを改めて感じました。

お産は足の捻挫と考えるとわかりやすいと思っています。運動などで関節を挫くと靭帯が強く引き伸ばされ、初期治療を誤ると関節は緩くなりより負担がかかりやすい状態で固定されてしまいます。そして緩んだ関節は負担を受け続け、何十年も経ってから関節症という形で色々な不具合を起こします。お産と骨盤の関係ととても似ています。

捻挫の初期治療はRICEと言われます。R=Rest(安静)、I=Ice(冷やす)、C=Compression(圧迫)、E=Elevation(拳上)、の略です。お産後の相手は骨盤なのでこれがすべてあてはまるとは限りませんが、原則はおおむね同じです。やはり関節としての骨盤の各位置を適切な部位に戻して、初期は安静を保つようにします。

あと一つ、捻挫をしない予防も大切です。靭帯に負担をかけすぎない正しい体の使い方が大切です。ガスケアプローチはこのあたりの領域になります。妊娠中から姿勢と呼吸を正して、お産の時も無理のない体の使い方をしていきます。そして産後も同じ。もっと言えばお産が終わっても一生を通して意識していくことが大切です。

今回お会いした整体師さんはすごく気のいいおじさんでしたが、カリスマ整体師さんなんだそうです。またいろいろな話が聞けるといいなと思っています。