ブログ -診察室より-

ガスケアプローチ その42014.10.30

前々からこのブログでもご紹介しているガスケアプローチ、いよいよ助産師スタッフ全員の研修が終了しました。先週末からの初回研修コースに最終グループが参加し、今日現在は産後のペリネケアならびに復習コースへの参加グループが東京に行っています。

このガスケアプローチ、お産の場にあっての身体の使い方はこれまで常識と考えられてきた部分を大きく修正する必要があり、チームでお産をみている施設(一人でやっている助産院以外はほとんど全てですが、、、)では、全員がその知識を共有する必要があります。


昨年のちょうどこの時期、僕自身が初めてガスケアプローチに触れ、1年で全員が共有することが出来ました。こんなに早い展開は、想像もしていませんでした。それもこれも、この春にガスケ先生の講義に直接触れることが出来、また同行した竹下、堀口両助産師がやはりガスケアプローチに惚れ込んだことが大きかったろうと思います。彼女たちは直接実践することが出来るため、僕ら以上にその良さを実感しているんだろうと思います。

以前のブログでも8月か9月から産前産後クラスを、、、といったことを書きましたが、スタッフともいろいろ相談し、今回の全員の研修終了を待つこととなりました。
日本ガスケアプローチ協会もいよいよ発足するとのこと、どんどんお母さん達によい発信が出来るといいなと考えています。

新生児科2014.09.29

われわれ産科医はお母さんと赤ちゃんを二人同時に診ていきます。そして出産のその瞬間まで、二人が元気であることを確認しながらお産を見守っていきます。しかしお産には稀ながらも突発的なことが起こり、お母さん、赤ちゃんに治療が必要なことが起こることがあります。そうした時のために周産期のネットワークが組まれています。

以前、春日井コロニーに新生児センターがありました。春日井という近さもあり、当院は春日井コロニーのバックアップを受けていましたが、諸事情により閉鎖となってしまいました。しかしその時のメンバーがほとんど愛知医大に移り、あらたに新生児センターを立ち上げられました。当院に来てくれている武藤大輔先生はコロニー時代からのお付き合いです。

その愛知医大の新生児センターの教授に山田恭聖先生が就任され、昨日その祝賀会が開かれました。普段、診療を通してのやり取りが中心なのですが、昨日は山田先生の人柄に触れられたとても良い祝賀会でした。
新生児センターにお世話になる事は、お母さんと赤ちゃんを別々にすることになるので出来れば避けたいものなのです。そして、われわれ産科医はどこかで避けられることが出来たんじゃないか、、、と自問することになります。しかし山田先生は「産科の先生がいるからわれわれ新生児科がある」といったことを繰り返し話されました。われわれ産科医にとってはまさしく逆で「新生児科の先生がいてくれるからわれわれ産科医はお産をみることが出来る」のです。

ネットワークとかシステムを作り上げるのは大切なことですが、こうした信頼関係を築き上げるのは並大抵のことではありません。ひょっとしたら築けない、なんてこともあるかも知れません。山田先生達はわれわれ産科医にこうした安心メッセージを強く発信していただけます。本当に頭が下がる思いでした。

山田先生、そして愛知医大新生児センターの益々のご活躍をお祈りしております。そして武藤先生、これからも宜しくお願いします。

長雨、豪雨2014.08.25

雨が続いています。今年の夏は本当によく降ります。暑いのも嫌ですが、これだけ降ると農作物への影響は避けられないでしょう。既にいろいろ影響が出て来ています。
異常気象、という言葉はあまりピンと来ませんが、広島での想像を絶する災害などを見ると、やはり想定外のことが起こっていると思わざるを得ません。車を走らせていても、本当に局地的にまるで海の中を走っているような、激しい雨に見舞われることがあります。本当に局地的なのです。

これだけよく降ると、何となく気分もパッとしません。
やはり夏は夏らしくあって欲しいですね。

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