ブログ -診察室より-

脱原発考 その52013.03.15

使用済み核燃料の保管期間を、ご存知ですか???
答えは、10万年?20万年だそうです。

でも、10万年後、20万年後といってもあまりに遠すぎてピンときませんよね。
それでは、ということで遡ってみました。
以下、とあるサイトから。

? 約50万年前 - 北京原人。
? 約23万年前 - ネアンデルタール人の出現。
? 約20万?19万年前 - ホモ・サピエンス(現在のヒト)の出現。
? 約15万年前 - マンモスがヨーロッパに現れた。。
? 約12万5千年前 - 初期のヒト属による火の利用
? 約10万年前 - マンモスはヨーロッパから北アメリカ大陸にまで生息分布を広げた。

、、、だそうです。

マンモスとか、ネアンデルタール人とか、ホモ・サピエンスとか、教科書でしかお目にかからない何とも気の遠くなるような昔です。ざっくり言えばマンモスがのっしのっしと歩いていた時代に埋められたものが、今の時代となってようやく触ることが出来るのです。
でも容器自体がそんなに持つことは考えられないので、途中で壊れたりするとしたら、その時の生態系はどうなるのでしょう、、、、人類はとんでもない事をしているような気がしてなりません。核兵器が人類の終末を迎えさせるのではなく、原発がとどめを刺すような気がしてしまいます。
そう思ってみると地中深くに埋めてしまおう、というのは正気の沙汰でないことがわかります。


しかし世界各国で真剣に論じられ、実際に始まっているところもあるのだから、われわれであるホモサピエンスは20万年かけて進歩してきましたが、とうとう破滅の道を歩み始めたような気がします。

4日遅れのお雛さま2013.03.07

遅ればせながらのお雛さまです。
昨日は気温も上がって、春めいた陽気だったので、4日遅れも許してもらいましょう。
  (それにしても今日は花粉がひどいです、、、)

写真は日曜日のランチです。
おにぎりをかたどったお内裏さまとお雛さまが可愛らしいです。
リアルタイムに出す予定が、なんだかんだでバタバタして4日遅れてしまいました。
清岡シェフ、すみません、、、、

いつもながらの見て楽しい、食べておいしいランチでした。

2e58292a[1].jpg47e8586a[1].jpg3f435ef1[1].jpg

脱原発考 その42013.02.04

久し振りの原発話です。

先日夜中のお産が終わり、少し目がさえたのでテレビをつけたら世界各国の原発事情を取材したドキュメントをやっていました。こうした骨太の番組をどうしてもう少し良い時間帯にやらないのだろう、と思いながら眺めていました。
全体的に民放は脱原発に対して慎重なところがある(スポンサーに気を使っているのか、、、)と感じるのですが、このドキュメントは民放製作で、各国の原発事情を引っ張って来ながら、日本のお寒い事情をあぶりだすような流れでした。

その中で気になったのが、ドイツの状況。
ドイツは脱原発を決めました。そのドイツも17基の原発を有していて(ちなみに日本は50基)、太陽光発電など再生可能エネルギーへの転換を模索中で、なかなか苦労しているようです。
で、その中でそうなのかと驚いたのが廃炉の話。使用済み核燃料の話もそうなのですが、脱原発なのか、原発継続なのかはおいておいても、必ず原発には寿命があり廃炉という作業がついて回る。しかしこれがことのほか大変なようで、莫大な時間と費用がかかる。番組ではlearning & doingと紹介していたが、とにかく初めての経験なのでやってみながらの修正、決定となる。で、やってみて、結局炉心部の除染はすぐに行うのは大変過ぎるので50年置いておくと。そうすると放射能レベルが1000分の1に下がるから除染作業が可能になるとのことでした。この廃炉作業にドイツは既に3兆円の積み立てをしているが、日本ではいくら積んであるか、誰が負担しているか、もしくはしていくのかなどすらはっきりしてないそうです(そう言えば聞いたこともないです)。


感じたのは、今ある原発の電気の恩恵を受けるのはわれわれ世代で、廃炉作業そのものやその費用を負担するのが子ども、もしくは孫世代ではあまりに正義に反するだろう、ということ。もしも原発をやりたいのであれば、そのへんまで議論して費用負担は恩恵にあずかる世代の人間で用意しておかなくては、子どもや孫に顔向けが出来ないんじゃないか、と感じた次第です。原発が未来永劫続くならまだしも恐らくどこかで途切れるはずです。

原発は50年以上、ひょっとしたら100年かかって廃炉にしなければならない。そして使用済み核燃料に至っては方針すら立っていない。
将来の世代にどこまで負担を押し付けるのでしょう、、、

<< 1  2  3  4  5  6