ブログ -診察室より-

暑中お見舞い申し上げます2008.07.28

暑いですねえ,,,ホントに...と書こうと思っていたら今日は天気予報を見事に裏切って雨が降りましたね.でもその雨も上がって来たようなので,また明日からは酷暑日が続くのでしょうか.
普段は室内にいる事が多いので,外出するとこたえます.でも暑い時はやはり本当は汗をかかないといけませんよね.
いつも妊婦さん達に歩いてね,歩いてね,と繰り返し言っているのですが,これだけ暑いと大変です.朝から暑いは暑いのですが,5時台はちょっとはいいので,妊婦さん達には是非早起きをしてのおさんぽをお薦めします.

ところで先週末にて2ヶ月半程続いた看護大学の学生さん達の実習が終わりました.ご協力いただいたおかあさん達,ありがとうございました.
また急遽決まった事だったので,Web内のお知らせコーナーにはアップしなかったのですが,名古屋市立中央看護専門学校の助産学科の学生さん達のお産見学が看護大学の実習の隙間を縫って行われました.これまた立ち会いをご快諾いただけたおかあさん達,ありがとうございました.こちらの見学はかなり長時間に渡る事もあり,布団を持ち込んでの見学となりました.しかし見学というよりは実際に産婦さんに寄り添う形でお産のお手伝いが出来たのではないかなと思っており,お産をされた方からは感謝の言葉をいただいています.

助産科の学生さん達は他の施設にてこれから本格的な実習に入っていくようですが,産婦さんに寄り添い付き通すということが,どれだけ産婦さんを安心させ勇気づけるかという事を覚えておいてもらえると嬉しいです.是非頑張って下さい.津田先生もご苦労様でした.

三内丸山遺跡2008.06.26

先日研究会にて青森へ行ってきました.写真はその時訪れた縄文時代の遺跡,三内丸山遺跡(http://sannaimaruyama.pref.aomori.jp/)です.

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下の方に小さく見えるのが人間です.どうです.すごいスケールと迫力ですよね.集落が400-500人規模とガイドさんが言ってたのでその半分が男性として,200-250人.そのうち青壮年男性は2/3として150人前後だったでしょう.その人数でこれだけの大きさのものを作るのは相当の覚悟と労力が必要だっただろうと思われます.そういう意味では生活する中でとても大きな意味合いを持っていたんだろうと思います.宗教的な意味合いが強かったのでは,と想像するのですが,縄文時代には宗教という概念はなかったでしょう.恐らく自然を敬い畏れていたでしょうから,天を鎮めるような祈りの場であったのでしょうか.ガイドさんはしきりに祭りという言葉を使ってみえました.

ちなみに当時の女性の平均身長が147cm,男性が157cm,平均寿命が30歳だったそうです.平均寿命の短さに驚いたのですが,死因の多くは感染症だったのでしょうか.
時代ごとの平均身長がありますが,今よりも背の低い人が多かった中で,もちろん帝王切開などはありませんし,お産で命を落とす赤ちゃん,お母さんも驚く程多かったと思われますので単純な話しは出来ませんが,身長で帝王切開をすべき,すべきでないといった議論はいかにもずれていると思えてなりません.

あと,結構この時代の土器だったり土偶だったりは見ていると南米系のイメージがあります.弥生に入ると途端に今の「日本的」のイメージが色濃く出るのですが,縄文まではむしろ南米的でそこには大きなギャップがあるように感じます.
日本人は外から来るものをすべて飲み込みながら文化を形成して来ましたが,これもすべて飲み込んだ結果なのでしょうか?とすれば縄文と弥生の間に大きな何かがあったのかな,などなどいろいろと思ってしまいます.

ちなみに日本人も南米系の顔に似ている人も多いです.うる覚えなのですが,太平洋の島々の人たちと日本人のDNAが一番近いと何かで聞いた事があります.遡ってのルーツはその辺にあるのかも,などとあれこれ思いを巡らせながら,,,,なかなか楽しいひとときでした.

とにかく面白かったです,三内丸山遺跡.
みなさんも機会があれば是非覗いてみて下さい.

大相撲2008.05.29

久し振りのブログで,話題はやはりスポーツになってしまいました.

今場所は琴欧州が初優勝しましたね.もともとごひいき力士だったので嬉しかったのですが,その後の横綱同士の小競り合いがいただけませんでした.
以前から朝青龍のだめ押しはよくあり見ていても美しくはないのですが,今回も明らかに意図的なだめ押しでそれに怒った白鳳は,僕には無理からぬと映りました.相撲協会が朝青龍は流れの中の行為,白鳳が悪い,と言ったのはどうかなと思い,横審がけんか両成敗と言ったのがどうみても普通の感覚でした.また相撲評論でよく出てくる漫画家のやくみつるさんがけんか両成敗だが朝青龍が75%,白鳳が25%悪いと言ったのが僕には妥当のように思えました.

ワイドショーとかもこの話題を取り上げていましたが,あるキャスターがプロ野球でも乱闘はよくあるのに何故大相撲はこんなに話題になってしまうのかとか,プロボクシングでも勢い余って倒れ込んだ所に手を出してしまう事はある,など一連の行為を悪くはないのではと言ってたのはさすがに見識を疑ってしまいました.
万が一にも土俵上で乱闘が起こればそれこそあり得ない話しです.もともと格闘技だからこそ,相撲や柔道は礼節を徹底的に唱えて来たんだろうと思います.そうでなければ単なる殴り合いもしくはケンカになってしまいます.昔の人はそれをよく知っていたから,口を酸っぱくして礼節を重んじるように言って来たろうし,見るものもそれを求めたのでしょう.そこに日本の武道の素晴らしさがあると僕は思います.
大相撲でもにらみ合いが許されるのは立ち合いの前だけです.勝負がついた後もにらみ合ってはいけないのです.

強いものが勝てばいいとか,強ければ何でもよい,ではよくありませんよね.

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